「今日浜村淳いないね〜。」と旦那さんに話しかけてました。
「この店に浜村淳がいるの?!」と聞くと
「うん、浜村淳に似てる人だから浜村淳って勝手に呼んでるの。昔飲茶で大行列ができてたAってお店知ってる?あそこのグランドマネージャかなんかで、私たちもよくそこに食べに行ったから顔を覚えてもらって、行く度にお茶をただにしてくれてたのよー。
でもある日突然いなくなったと思ったら、別のチャイニーズレストランのBに移ってたの。それでBにも通ってたんだけど、そのうちまたいなくなってどうしたのかなって思ってたら、友達が『浜村淳がCってお店にいた』って教えてくれたんだ。で、ここがそのCって店。
浜村淳はかなりやり手だったから、いろんなレストランに引き抜かれたみたいで、彼が店を移るたびに私たちも浜村淳の後を追ってレストランに来てるのよ。」
だそうだ(笑)。
店員が引き抜かれてその後を追うお客さんも初めて聞いたけど、アメリカでは味と同様、店員のサービスとか店の雰囲気が非常に大切なので、それも納得。そういう人、もしかしたら結構いるのかもしれない。
だってレストランで食事したら飲食料金の15〜20%もチップ払わないといけないからね。それなりのサービスはしてもらわないと客として納得いかないですよ。
ちなみにサービスがとっても悪いときはチップなんて払わなくてもいいし、わざとこれ見よがしにチップを小銭の10セントとか5セントだけ置いてくるってこともある。
こっちのレストランのウェイター・ウェイトレスは時給が2ドルとかなので、チップをある程度もらわないと生活ができない。
なんで雇用主であるレストランがある程度の時給を払わないで、従業員のお給料をお客のチップ代でまかなうようにするのかいまだに理解できないシステムだけど、その分料理単価の高い一流レストランとかで働いてる本当のプロフェッショナルなウェイター・ウェイトレスはかなり儲けてるらしい。
そんなわけで、今日は浜村淳はいなかったけど、もしかしたらすでに違う店にヘッドハンティングされちゃったのかもしれないなあ・・・。
ああ、浜村淳に会ってみたい(笑)!